喫煙について

■全面禁煙への移行

私達は2016年1月1日をもって、全社員が一律して「勤務時間中に喫煙しない」というルールに移行しました。朝始業してから就業するまでの間は休憩時間においても一切の喫煙を禁止しており、就業規則で定義しました。よって、今後採用する方においても喫煙者は採用できません。

■社員の健康向上を切に願う気持ち

ニコチンにおける身体への悪影響は既に実証済みです。また中毒性が高いことから「やめたい気持ち」があってもなかなかやめられないという嗜好品です。私達は長期的に組織を運営していくに当たり社員の心身ともに健康な状態を理想としています。暴飲暴食など様々な健康を害する要因はありますが、タバコに関しては勤務中においても影響する要素が強いので、真っ先に制度化して「禁煙」を後押ししたいと考えました。制度を宣言したのが2015年夏ごろでしたので、その頃には反発の声も一部はありましたが、「いよいよその時が来た。会社全体がそうなるならタバコをやめる踏ん切りがつく」という風な捕らえ方で、”これが良い機会”と捉え禁煙に成功したスタッフが複数名います。

■禁煙に伴うストレス

誰しもがやめたいと思っているタバコでも、実際に本数を減らしたり、吸わなかったりすると、日常においてストレスがかかり、それはそれで短期的な悪影響が発生します。我々は苦悩の中で、愛煙家を禁煙させるという事を理想としませんでした。負荷が少なく禁煙していただきたかったので、禁煙外来など医療のチカラを借りることを推奨し、医療費の負担及び勤務中における通院などは全面的に支援を致しました。精神論でやめられるほどタバコの中毒性は甘くないと考えており、医学のチカラを借りて少しでも禁煙が成功する確率を高める為に行いました。

■競争力の違い

タバコを吸う人、吸わない人で1日の仕事のサイクルが非常に違うことに着目し、いわゆる「タバコ休憩」を必要とする社員とそうでない社員のパフォーマンスの差と、不公平さがどんどん開いていっている現状は問題視しておりました。タバコ休憩を認めだすと、ソーシャルゲームをしたいスタッフがスマホをもって「ソシャゲ休憩」に行くのとなんら違いはありませんので、それも認めることになります。また、昨今の社会的な禁煙・減煙の流れに対応していかないと、企業としての採用力にも差がでてしまい、結果としてパフォーマンスの出ない組織になると考えています。競争力を高く保ち続けるためにも2015年と2016年の境において、全面禁煙化に踏み切りました。

■星野リゾートさんの影響を受け

上記の考え方は、リゾートホテル運営で有名な「星野リゾート」の採用ページに記載されていた考え方にも影響を受けております。

国内でも随一の競争力を誇る星野リゾートは採用段階から企業としてのカラーを明確に提示しそこでフィルタリングする事で、企業としての文化をより強く根付かせる事に成功している事例だと思います。我々はインターネットコンテンツ運営となりますので、ホテル業のように宿泊顧客と直接対面するような業態ではありませんが、業務効率化&社員健康向上という観点からは同じだと思っております。

■これから集まってくる仲間へ

既に私達の社員は全て禁煙化に成功していますので、喫煙者はおりません。これからリアズに入社しお仕事を一緒にする方も快適な環境でミッションに集中していただけます。喫煙中の方でも禁煙を行っていただくことで入社可能ですので、弊社入社を機に禁煙して新しい環境で一緒に頑張りましょう!

Photo by Thomas Leuthard – HB