弊社グループでは「BASIC(ベーシック)」を設けており、ベーシックから考えて行動することを大切にしています。全員で取り組んでいく風土として以下にベーシックの意義とその具体的な内容を記載させて頂きます。
【ベーシックの意義】
ベーシックとは弊社で働くメンバーが「考え方の基礎」とするものです。弊社グループは現状に甘んじることなく「成長か衰退か」を考えて積極的な成長戦略を描いております。そして、その成長プロセスにおいてはメンバー一同が共通した思考の基礎を持つことが必要だと考えています。そのために考え方や行動の基礎となる「ベーシック」を策定しました。数字を重視した事業経営とベーシックを大切にした個人行動の両面から私たちなりの成功を目指したいと考えています。【リアズベーシック】
①正しい考え方で熱意と能力を活かす
稲盛和夫さんは「結果=考え方×熱意×能力」と表現されました。とりわけ大切なのは「考え方だけはマイナス点がつく可能性がある」ということです。例えば「熱意10点、能力10点、考え方10点」なら合計1000点の結果です。しかし、「熱意10点、能力10点、考え方-10点」なら合計-1000点の結果となります。悪い考え方を持って自身の能力と熱意を注げば当然悪い結果を導きます。逆に良い考え方を持って能力と熱意を注いげば自ずと良い結果に近づいていけます。行動が大切ですが、その前に「自分はどういう考え方をしているのか」を各々が自らに問うことを大切にしたいと思います。
②利他を重んじる
自分のことばかり考えて他人に対して「くれくれ」という姿勢になると長期的にはうまくいきません。因果応報、自業自得という言葉にあるように自分のしたことが自分に返ってくると思い、「欲するなら先に与えよ」と各々が自分に言い聞かせて行動することを大切にしたいと思います。
③多長根で考える
状況によっては「一面的・短期的・表面的」に見ることも必要ですが意識的に「多面的・長期的・根本的」に物事を見て考えることも大切です。自分自身の物事の見え方や捉え方が狭く小さくなっていないかまで考えるためのヒントとして、「多長根」で見れているかを考え、その上で提案したり判断できるようになっていくことを大切にしたいと思います。
④謙虚にして驕らず
「傲慢」とは人を馬鹿にしたり見下す態度、「慢心」とは自分を過大評価し自慢したり思い上がること。謙虚の大切さは頭で分かっていても人はうまくいけばいくほど自然と傲慢、慢心になってしまう生き物であり、それにより信用を失い人が離れていくと思います。自分自身を過大評価したり、勘違いせずに生きていけるよう謙虚さは自分自身を守ってくれる魔除けとして各々が持っておくことを大切にしたいと思います。
⑤言葉を大切にする
何気なく使う言葉は相手も聞いてますし自分自身も聞いています。使う言葉は相手にも影響を及ぼし、かつ自分の行動や性格も形成していきます。普段から良い言葉をインプットすることも大切ですし、「自分自身の使う言葉がどうか」にも意識を向けていくことを大切にしたいと思います。
⑥自責で捉える
問題が発生した時、相手を責めることは簡単ですが、それでは問題は解決しませんし、それどころか今後の人間関係にマイナス影響を与えてしまいかねません。「自分に悪かったところがあるのではないか」と考え、自分を変えてみる気持ちが重要です。そうすることで問題に対しても人間関係に対しても良い未来に繋がるコミュニケーションをとりうると考え、主体変容を大切にしたいと思います。
⑦自ら機会を作り出す
リクルート創業者は「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という言葉を残しました。望むものがあるならば積極的な行動が本質になってきます。機会を待つことも時に必要ではありますが本質である積極性は失わず持っていることを大切にしたいと思います。
⑧orではなくandで考える
意思決定の際「どちらかのみ選択する」と制限的に考えてしまいがちです。選択や対立の思考だけではなく、「どちらも選ぶ」「第三の案を考える」こともでき、それにより突破口が開ける時もあります。最終的にどちらかであったとしても最初から制限的に考えず柔軟な視点も持ち合わせ最善の判断ができることを大切にしたいと思います。
⑨反省ある毎日を過ごす
成長のために学びインプットすることはとても好ましいですが、同時に過去の自分自身を省みることも成長に繋がると考えます。内省を行い明日の自分に繋げていく。その小さな作業の積み重ねが成長に繋がると考え大切にしたいと思います。
2025年REASベーシックを新たに刷新致しました。これまで大切にしてきたベーシックは以下のページにて掲載すると共に、私たちはこれからもそれぞれ大切にしてまいります。
https://reas.jp/company/former-corporate-culture/