メッセージ
アルバイトからCOOへ。
“やってみたい”が、未来を変えた。
はじめまして、株式会社リアズ 常務取締役COOの吉村拓真です。
私は、2011年にアルバイトスタッフとしてリアズに入社し、その後サービス責任者、マネージャーを経て、2023年12月より経営陣の一員として現職に就いています。
アルバイトだった私がCOOという役割を担うに至るまでの道のりは、決して順風満帆ではありませんでした。ただひとつ言えるのは、この会社には「挑戦する人にチャンスを与える文化」があるということ。そして、その環境を信じ、自ら手を挙げ、行動し続けたことが、今の自分をつくったのだと思います。
新規事業の立ち上げ、既存事業のスケール、組織再編や制度設計──そのどれもが“変化”を伴う挑戦でした。そして、そんな挑戦の根底に一貫してあるもの。
それが「コミュニケーション」です。
事業も、人も、ひとりでは成長できません。視点をくれる誰かがいて、背中を押してくれる仲間がいて、はじめて次のステージへ進める。そうした経験を、何度も経てきました。
コミュニケーションとは、単なる“報連相”ではありません。言葉の選び方、声をかけるタイミング、話す場所や空気感。どれもが組織の熱量に影響を与える重要な要素です。そして何よりも、「相手の成長や成功を本気で願う気持ち」がなければ、伝わるものも伝わりません。
私は、コミュニケーションとは“言葉の技術”ではなく、“信頼を築く技術”だと考えています。信頼の上にしか本音は乗らない。本音のない組織からは、変化も成長も生まれない。
ビジネスの成功には戦略や資金力も大切ですが、“人と人との熱の伝わり方”もとても重要だと考えています。たった一言で空気が変わり、一歩の歩み寄りがチーム全体を前進させる──私はその瞬間を何度も見てきました。
そうした日々のコミュニケーションが、組織の信頼を育て、挑戦を支える土台になります。
組織とは、メンバー一人ひとりの熱意と行動の集合体です。どれほど優れた戦略やツールがあっても、それを動かす「人」が輝いていなければ意味がない。私は、会社の成長と同じくらい、個人の成長に価値を見出しています。
これからも、“挑戦できる環境、挑戦することで評価される風土”を育み、試行錯誤を通じて生まれる一人ひとりの挑戦を、組織全体の力に変えていきます。
私の使命は、会社も、事業も、そこで働く人も、関わるすべての人も大切にしながら、一緒に働く仲間が「ここで働けてよかった」と感じられる瞬間を、もっと増やしていきたい。そんな組織を、これからもつくり続けていきます。
株式会社リアズ常務取締役 COO
吉村 拓真