社風・行動規範|REAS Basic

企業規模の拡大・社員数の増加に伴い、性別・年齢・国籍・経歴・その他において、当社には多様な人々が集まっております。

企業の成長スピードを支える為には、それぞれの多様性を受け入れつつ、同時に組織としてまとまって動くことを大切にしており、重要な行動指針をまとめたものをREAS Basicと呼び、企業文化の醸成に取り組んでいます。

下記がREAS Basicです。

1、正しい考え方で、熱意と能力を活かす 2、利他を重んじる 3、多長根で考える 4、謙虚にして驕らず 5、言葉を大切にする 6、自責で捉える 7、自ら機会を作り出す 8、orではなくandで考える 9、反省ある毎日を過ごす

1、正しい考え方で、熱意と能力を活かす

稲盛和夫さんは「結果=考え方×熱意×能力」と表現しました。ここで大切なのは「考え方だけはマイナス点がつく可能性がある」ということです。例えば「熱意10点、能力10点、考え方10点」なら合計1000点の結果です。しかし、「熱意10点、能力10点、考え方-10点」なら合計-1000点の結果となります。これらは掛け算である以上、考え方がマイナスになれば結果はマイナス点となります。だからとりわけ考え方を大切にしないといけません。「正しい考え」が何なのかは場面において自問自答し続ける必要がありますし唯一の正解があるわけでもありません。ただ正しい考えとは何なのかを各々が探求し続けることに意義があると考えます。求める結果に導いてくれる本質要素を1つ目のベーシックとしたいと思います。

2、利他を重んじる

自分は我慢して他人を優先するという意味ではなく、「自分だけ」とならないことを重んじるということです。それに加えて「相手に対して何ができるか」まで考えれたらとも思います。そして与えてもらった場合は「報恩の気持ち」を忘れないことも大切です。これはともに働くメンバーの良い人間関係を構築していくための基本的な考えとして2のベーシックに据えています。そして、そのように心がけて行動することは原因と結果の法則の中で中長期的には自分自身に良い結果が返ってくる考え方とも思い、第2のベーシックに据えています。逆も然りですのでその点は気をつけなければいけません。

3、多長根で考える

判断能力を磨いていくためには物事をいかに見てどう捉えるかが大切です。そのバリエーションを増やすことを大切にしたく思います。短期的に見ることも時に必要ではありますが、一般的には「一面的・短期的・表面的」に見て捉えやすいからこそ、あえて意識的に「多面的・長期的・根本的」を大切にしようという意味でベーシックに据えています。自分自身の思考の枠や捉え方が小さくなっていないかを考え、多長根を意識し、その癖をつけていくことで自分自身の判断能力の精度を高めていきましょう。

4、謙虚にして驕らず

「傲慢」とは人を馬鹿にしたり見くだす態度、「慢心」とは自分を過大評価し自慢したり思い上がること。人はうまくいけばいくほど自然とそうなってしまう生き物だと思います。「おかげさま」よりも「自分の力」と考え、結果的に人が離れたり足元をすくわれて失敗する場合も多くあると思います。謙虚さは自分自身を守ってくれる魔除けとなります。とはいえいつも低頭平身でいないといけなという意味合いではありません。「実るほど首を垂れる稲穂かな」という言葉があるように調子が良い時こそ大切にしたい自戒の考えとして各々が大切にしたいと思いベーシックに据えます。

5、言葉を大切にする

言葉は態度や行動に出てきます。だからこそ各々が自らが使う言葉を大切にしたいと思います。マザーテレサは以下の言葉を残しました。「思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。」使う言葉は個人と組織の運命に因果を与えうるもの考えます。またコミュニケーションとして言葉は重要な伝達手段です。改めて自身が使う言葉に意識を向けるためにベーシックに据えています。

6、自責で捉える

問題が起きたときは「自分にも非はなかっただろうか」と考えてみることを大切にしたいと思います。つまり感情的になり相手を一方的に責めず、自分にも落ち度、原因、改善すべきところがあるのではないかと考えることです。それは自分の非を認める勇気を持つことでもあるといえます。その勇気は相手との未来に向かっての信頼関係にとって大切なものであり自分の人格的成長にも繋がります。また自責で考えることは、コントロールしうる自分の言動に注目するということであり状況を改善していくチャンスにもなり得ます。結果的に問題解決、解消に向かおうとする考え方でもありベーシックとして大切にしたいと思います。

7、自ら機会を作り出す

各々にチャレンジ、挑戦、主体性、積極性を促すものです。裏から言えば「待っているだけでは機会は与えられない」と思って動くことが大切だというメッセージでもあります。リクルート創業者は「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という言葉を残しました。人は成長していきキャリアを積み上げていけばいくほどチャレンジ精神が薄れ保守的に考えやすくなります。それは自然な流れではあるかもしれませんが、人も企業も現状維持という状態はなく成長しなければ落ちていくと考えます。それゆえ小さなことでも自分なりに挑戦していくことが重要になります。我々もいつまでもチャレンジする気持ちや積極性を忘れない集まりであるためにベーシックに据えております。

8、orではなくandで考える

判断する場面において、「どちらか一方だけ」という選択や対立の思考ではなく、「どちらも選ぶ」もしくは「どちらの良い点も取り入れる」と広く考えることで突破口が見える時があります。自分自身の思考の幅を拡げることで思っていなかった第三の選択肢が出てくるかもしれません、。最初から制限的に考えずに柔軟な視点も持ち合わせ、最善の判断ができることを大切にしたいと思います。

9、反省ある毎日を過ごす

絶え間ない成長をしていくためには日々の自分を振り返り内省することが重要です。新しい知識や技能を得て経験を増やすことのみならず、内省は自分の成長に大きく繋がります。反省のみならず、やれたこと、良かったこと、改善しようと思うことなどを日々振り返るという小さな積み重ねが偉大な自分に繋がります。ガンジーは「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぶ」という言葉を残しました。学びは今日の自分から得ることができます。「積小為大」を大切にしながら各々が成長を心がけたいと思います。

2025年REASベーシックを新たに刷新致しました。これまで大切にしてきたベーシックは以下のページにて掲載すると共に、私たちはこれからもそれぞれ大切にしてまいります。

https://reas.jp/recruit/former-corporate-culture/