UXってどうやるの?

2017.7.18 / , ,

こんにちは。UX未経験デザイナーの杉浦です。

今回のタイトルは「UXってどうやるの?」ということで、UXについて話したいと思います!

そもそもUXって何?という制作者やサイト運営者はまだまだたくさんいると思います。

 

・UXってなんとなくわかるけど説明するのは難しい
・とりあえずUIを改善したらいいんだよね
・カスタマージャーニーとかいろいろあるけど何からやったらいいかわからない…

 

といったように

 

・UXという言葉の守備範囲が広すぎて把握できない
・世の中のUXの流行や温度感についていけていない

 

という方は多いと思います。

タイトルの「UXってどうやるの?」も文章としてはおかしいのですが、UXというものが捉えどころがない分、なんとなく意味が伝わってしまうような…そんな状況がある気がします。

 

 

リアズ内にも同じような状況があり、流行りの手法を使うなど体系的な意味でのUXには取り組んできていません。

しかし根本的にはユーザー中心の考え方があり、これまでもユーザーに楽しんでもらえるよう、ユーザーがより使いやすいようサービスを運用してきました。

そして実際に事業を拡大してきた経緯があるため、体系的なUXの導入には絶対必要だと判断しかねている部分があります。

 

 

 

今回のブログではUXの概要と主な手法について話した上で、

いちデザイナーとしてUXの取り組みのない環境でどのように考え、アクションを起こしていくかをご紹介したいと思います。

UXに取り組めるか否かが大きな分かれ道になり始めています。

 

 

 

【UXの概要を理解する】

 

・UXとは?

こちらは2011年にドイツで行われたUXセミナー「UX白書」の内容の一部です。

 

・UXは一般的な概念としての経験の一部です。UXはシステムを通じた経験であるため、より限定的です。

・UXはシステムとの出会いを含みます。積極的利用、個人的利用だけでなく、例えば他者がシステムを利用するのを観察するなど、より受動的にシステムと関わることも含みます。

・UXはある個人に固有のものです。

・UXは過去の経験とそれに基づく期待に影響されます。

・UXは社会的、文化的な文脈に根ざしています。

 

UXは、インタラクション中に感じる感情の特定の変化(一時的UX)、ある特定の利用エピソードに関する評価(エピソード的UX)、特定のシステムをしばらくの期間利用した後の見方(累積的UX)で表されます。

UXについて議論したり話したりする時には、対象とする期間を明確にすることが重要で、それらは一時的UX、エピソード的UX、累積的UXの3種類に分けられます。

 

 

このように、UXはサービス(システム)に対するユーザーの体験全体を指すかなり包括的な概念です。

そして理解を難しくしているのは、「体験全体」の中に

・サービスを使用している時間だけでなくその前後の時間

・他サービスも含めてユーザーを取り巻く環境の中でのサービスの立ち位置はどうであるか

という時間や文化的背景まで含まれているためで、こうなると単に「ユーザー中心で考えよう」みたいなレベルでは済まないことが分かります。(最終的にはその一言に落ち着くんですが)

 

包括的な概念である分、

・登録フォームのつかいやすさはどうか

・サービスを利用している時はどんな気持ちか

・1日の時間の中でサービスが使われるタイミングは

・サービスが利用されない場合、代替手段は何か

といった様々な部分にアプローチする必要があるため、UXの手法はかなりの数があり、それがUXの全体像を掴む妨げになっています。

 

 

  • 具体的に何をすればいいの?

 

カスタマージャーニーマップ、ユーザーインタビュー、サービスブループリント…いろいろ聞くけれど何をすれば良いかわからない。という場合は、まずUX設計の流れを頭に入れましょう。

 

UX設計の流れ

1、ユーザーの情報を集めて分析し

2、コンセプトを設計し

3、プロトタイプをつくりながら具体的にしていき ※このフェーズがないことも

4、出来たものを評価します(そして1に戻る)

 

 

 

世の中にあるたくさんの手法は上記の各フェーズ内で実践していくものです。

流れと手法について頭の中で整理(マッピング)できれば理解が深まります!

 

上:各フェーズに関わる手法を整理する

下:各手法の関わり合いを簡単に整理してみる

ただしこれら全てを実行する必要はありません。

一つ一つのアクションで得るものはあるので、それをサービスに反映させれば良いのです。

 

 

 

【実際にどのようにアクションしていくか】

 

ここまでUXの概要についてお話しましたが、

ざっくりとでも全体像を把握することで分かることがあります。

 

それは「UX設計のためにまずはユーザーを知る必要がある」ということです。

各手法を行う上で、ユーザー像を基に考え、ユーザーの立場になりきってテストをする必要があるからです。

 

ではユーザーを知るために何をすれば良いか?

これはUXという単語が出てくる以前からある手法ですが、ペルソナをつくることです。

    

 

そのため、今後の取り組みとしてまずはペルソナ作成ワークショップを行います。

そしてそれをデザインや機能改善に活かせればと考えています。

 

さらにその後他の手法に挑戦したり……というのは実は現時点では考えていません。

というのもペルソナ作成だけでもデータ整理などの時間を必要とします。

はじめは協力者を募れば小さな形で運用を開始することができますが、

社内でUXへの機運が高まっていない段階では本格的にUXに対する時間=費用を捻出してもらうことはできないからです。

 

まずはペルソナ作成ワークショップをしてUXへの興味のきっかけをつくったり、機運を高めていったり、

何より実務に良い影響(≒利益)が出てくるかを検証する必要があります。

 

 

 

 

【まとめ】

 

最終的には現実的な費用の問題(UXあるある)に直面しましたが、

UX未経験デザイナーの動きとしては、

 

・まずUXの概要を理解する

・どう動けば良いかを知る

・具体的にアクションを起こす

 

このような流れを想定しています。

 

 

このブログを書く前に改めてUXについて調べましたが、

自分の知らない単語・手法がいくつも出てきてこんな自分がUXについて書いていいのかと心配になりました。

しかしまずはやってみる、その上で得た気づきをサービスに反映させていく。これに尽きると思います。

 

とにかくやってみて手応えや反響を確かめ、UXの取り組みはサービス運用により深みを持たせられるのか?部分的にでも実施していけるのかなどについて、全体の温度感も受け止めた上で実際にどう取り組んでいくか模索していきたいと思います。

 

次回はペルソナワークショップの結果についてご報告したいと思います!

お楽しみに!