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旦那の不倫そして別居を契機に始めたチャットレディ

弊社のライブ配信サービスで実際にチャットレディとして登録されお仕事をしている方へのインタビュー第2弾。私自身が定期的にチャットレディの方と直接面会し、彼女達の実情を理解すべく掘り下げたお話を伺っています。第2回となる今回は、40代後半の菅野さん(仮名)にご協力頂きました。

 

 

▼プロフィール

 名前:菅野さん(仮名)

 年齢:40代後半

 住まい:東京都

 結婚:離別(子供2人)

 職業:チャットレディ

 チャットレディ暦:2年

 

多忙の中にも関わらずインタビューに快く応えてくれた菅野さん。40代後半とは思えない健康美をお持ちの素敵な女性です。

 

職場恋愛で結ばれた旦那と結婚したのが20年前。無事に2名の子供も授かり専業主婦をしていた菅野さん。チャットレディを考え始めたきっかけは旦那の不倫が原因。かねてから姑から家庭や子育てに関する行き過ぎる干渉があったのに加え、旦那(息子)の不倫においても擁護するような立場に。いわゆる昼ドラのような状況です。

 


 「こんな家庭になったのは旦那や姑だけが原因ではなく私にも責任がある。けれど、既に軌道修正は難しい。ギスギスした夫婦関係で子育てに悪影響があってはいけない」と考え、長男と長女は自らの環境で育てる事(別居)を決意しました。

 

 

別居直後は離婚されてなかったようなので、子供2名分の養育費や生活費は旦那側から支払われていたが徐々に滞り出し、自ら工面しなければなりませんでした。子供達は私学に通っており、学費も一定額が発生してしまう。親の都合で転校させる訳にはいかず、なんとかして学費+生活費という月々の固定費用を稼がないといけない状況に陥ったようです。

 

 

 

■40代半ばの女性の選択肢の無さを痛感


別居してからは自らパートに出ていましたが、そこの時給で稼いでも賄いきれる金額ではないので、何か突破できる手段は無いかと考え、一時期は風俗店勤務なども頭によぎりましたが、実店舗での風俗接客はリスクが高すぎると感じ別の道を模索する事に。そうした中で「熟女パブ(キャバクラ)」の募集を発見したようです。とはいえ募集内容をよく見ると「~35歳ぐらいまでの方」という表現があり、「熟女と謡う割りに、私のような年齢(当時40歳半ば)は求められていないんだな。女性は40歳を越えると選択肢がほぼ無い。」という事を痛感されたようです。

 

そうは言えど、猶予はそうありません。引続きネットで検索している内に、「チャットレディー募集。在宅の主婦の方を歓迎。スマホでもお仕事可能!」とのWEB広告を見て、弊社サービスの存在を知ることに。当時40代半ばだった菅野さんは、子供がまだ成人しておらず、あまり家を空けられない状況である事と、ご本人の年齢からしてかなり狭い選択肢の中で「在宅でも可能」「主婦の方歓迎」というワードに強く惹かれたようです。

 

弊社が運営する人妻・熟年の方に特化したライブチャットサービスのチャットレディ募集広告の一部。こちらの広告をご覧になり菅野さんは登録されました。

 

 

熟女パブの件もあったので「40代半ばの私に需要はあるのか?しかもスマホで?」と半信半疑のまま登録。

当時はパソコンを持っていなかった菅野さんですが、スマホでの登録を済ませお仕事を開始されました。

もともとOL時代に営業関係のお仕事をされていたので、人と話す事、他人の気持ちを推し量る事は苦手ではなかった事から、何名かの常連様に支持頂き収入は初月から一定の報酬を得ることができたようです。


最初は藁にもすがる思いではじめたチャットレディというお仕事。「もしかすると詐欺ではないか?」「お金は振り込まれないのでは?」という疑心暗鬼な側面もありましたが、必要性が急務だった事と、別居をせざるを得なかったストレス原因(旦那の不倫)と比較して「ライブチャットでお客様とお話ししている瞬間瞬間は気持ちが安らぐ」という事もあり、中長期でキャリアを積んでいく事になります。(※後にパソコンを購入されチャットレディとしての配信環境を整えたようです。)

 

 

■置き去りにして来た”女性”としての自覚を取り戻す


 

継続していく中で、人に見られる事を意識した生活習慣にも切り替わっていきます。


 ・美しくある為に不摂生をなくす

 ・楽しい話をするための情報収集をする

 ・お客様を癒せるだけのマインドを保つ


専業主婦として生活していた頃は家族に対してのみ意識が集中し、世間との関わり合いが薄くなり、女性を忘れるといか、どこか置き去りにしてきた自覚はあったようです。それが、チャットレディというお仕事を通じて、意識はどんどん変わっていく。ユーザー様とのコミュニケーションに価格相応(以上)の価値でお返しするという経済活動を行う中で、1人のビジネスパーソンとして、1人の女性として、改めて成長していく事が可能だという事に気付く。

 

40代半ばにして、自分が新たな分野で成長するとは思ってもみなかったという菅野さん。それは容姿にも反映されており、30代の時より肌つやの潤いが増したと仰っていました。周りからも「キレイになったね」と言われるようです。

 

もちろん、チャットレディをする上で、美容に対して一定の投資(エステ等)をしているからというのもあるかと思いますが、一番の要因は

「内面の変化」にあると感じました。


  ・女性である事を再認識する

  ・社会と触れ合い視野を広げる

  ・セルフプロデュースを行う

  ・変化成長に期待感を持つ

  ・何歳になっても学び続ける


この姿勢が内面から自然と生まれてきたことが一番重要な事。

 

 

これはチャットレディだけでなく、自ら社会に対して価値を還元できる役割(仕事)を持ち、そこに対して成長意欲を持ちながら、日々学び・成長し続けるという事は、人間だれしもがポジティブかつエネルギッシュになるファクターだと思います。

今回のインタビューを通じて、チャットレディに関わらず、世の女性にもどんどん活躍してもらいたいし、家族であれ・社会であれ、

 「自分が世の中の役に立っている事」

 「自分が社会から必要とされている事」

 「自分の振る舞いが経済的価値を生む事」


ここは精神衛生上とても大切なんだと感じます。

 

 

 

■菅野さんのこれまでの略歴


20代前半:大手メーカーに就職しセールスに従事

20代後半:職場恋愛で結婚(専業主婦へ)

20代後半:長男出産

 (出産直後から姑の過干渉が始まる。夫の不倫発覚し以降繰り返す)

30代前半:長女出産

40代半ば:別居(パートを始める)

40代半ば:旦那の不倫現場に遭遇する

40代半ば:チャットレディを始める

40代半ば:内面・外面に変化が生まれる

40代半ば:チャットレディとして安定した所得を得る

40代後半:離婚

40代後半:新たなパートナー候補と出会う(再婚検討中)

 

 

女性としての自覚を取り戻し、内面・外面を磨くようになってから新たなパートナーとなりそうな男性にも巡りあえたようで、お子さんからも再婚をプッシュされているようです。

 

 

 

■働き方は多用化している。チャットレディもその最たる例。


働き方改革が叫ばれて久しい世の中です。高度経済成長期の成長戦略が崩れ、今まで通りのやり方では経済的成長は望めなくなり、正社員である事が全ての正義ではなくなった。終身雇用も崩壊したし、大企業神話も今や昔。

 

これから多様化する働き方において様々なワードが並ぶ。

 

 「フリーランス」


 「在宅(テレワーク)」


 「個のスキルシェア」


表面上聞こえはいいワードだが、現実問題そう甘くない。在宅で差別化されたスキルある仕事をできる人は、ほんの一握り。群れ・集団で生活する本能がある人間において、遠隔で個人がプロとしてのスキルを継続的に発揮しつづけるのは至難の業。

 


チャットレディも同じです。女性なら誰でもできる仕事ではありません。脱げば稼げるというのもまた違います。自らを律し、学び続け、価格以上の価値を提供し続ける事に対してコミットした方のみが、自己実現していきます。



 「コミュニケーションのプロフェッショナル」



菅野さんからお話を聞いている中で終始感じるのが、プロ意識の高さ。在宅という孤独な環境の中で創意工夫しながらお客様に対して価値(ライブチャットサービス)を発信し続ける頼もしさ。旦那様の不倫そして別居から必要に迫られる形でチャットレディキャリアをスタートさせた訳ですが、他責の感情を排除して目の前の事に真剣に向き合う姿勢はプロそのもの。だからこそ、直面する課題を解決し次へのステージに向けて歩みだせる。

 

その後、菅野さんは別居状態のまま継続していた結婚生活にピリオドを打ち離婚をする事を決断。チャットレディを始めて経済的な自立が行える事を確信できた事が大きな後押しとなったようです。子供達もそれに賛成してくれて、3人で力をあわせて新たな人生を歩んでいく事に。

 

自らの半生を赤裸々にカミングアウトすると共に、チャットに対するマインドを自信たっぷり語ってくれました。「主婦の時はそんなキャラではなかった」との事ですが、その姿はまさに仕事のできるビジネスパーソン。

 

 

■「本音と建前」「理想と現実」の矛盾と向き合いながら



我々が15年以上ライブチャット事業を運営する中で、最近強く感じるのが「アダルトLive映像の配信」というサービスよりも、プロフェッショナル在宅ワーカーが集うクラウドワークプラットフォームという側面。ランサーズ・クラウドワークス・ココナラなど、いわゆる専門知識(or軽作業)を商材としたスキルシェアプラットフォームは数多ありますが、我々のようなジャンルにおいて経済価値を生むプラットフォームはそう多くありません。

 

そして、チャットレディの方、1人1人にフォーカスをあてると、それぞれ背景があり、そこにドラマがある。

決して、なりたくてなる方が多い領域ではないのは分かっています。

とはいえ、長い人生の中で必要とし、活用する事で課題を解決できる手段でもある。

 

 

チャットレディを通じて何を実現したいのか?と聞けば、誰かに依存する生き方ではないライフスタイルで主体的な人生を歩んでいく事。まだまだ本音と建前としての現実はあるが、一歩一歩今日を生きていく覚悟は頼もしい。

 

 

インタビューの最後に、お子さんは母親である菅野さんがチャットレディをされている事は知っているのですか?と伺った所、「ネットを使ってお話相手をする仕事とは言っているものの、具体的な事はまだ言えていません。ただ、長男は大学生で長女が高校生ですので、薄々察しているのかもしれません。」との事でした。既に生活の糧としてなくてはならないものになっており、仕事として真剣に取り組んではいるものの、周りには言えない状況。

 

チャットレディをに対する世間的な目は賛否両論があり、ネガティブにとらえる価値観は存在する。とはいえ、経済的な自立を促す為のプラットフォームとして、必要としてくれる方(女性)は少なくない。これも現実です。決して表面的な綺麗事(正論)だけでは済まされない領域だと感じます。

 

「本音と建前」 「理想と現実」

 

矛盾の中で経済が回り続けるのは世の常。社会の縮図です。これらと向き合いながらサービス運営を通じて、弊社なりの社会課題に対するアプローチは行い続けて行きたいと思います。

 

 

チャットレディーインタビュー第1弾はコチラ

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