孤独の解消と地方雇用の創出を
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社長ブログ

ベトナム人とはいえ、人は人。語り合えば必ず通じるもんがある。

2016年10月初旬にハノイ(ベトナム)に出張に行って参りました。
開発案件の進行確認・問題箇所のディスカッション、現地の方と膝を突き合わした対話をする為です。

私達は大阪で自社のサービスの企画・デザイン・開発・運営を一貫して行っております。ライブストリーミング技術においては、一世を風靡したFlash技術から転じて、SIPやWEBRTCへと変遷を遂げており、足りない技術やリソースについては外部ベンダー様に協力を頂き、プロダクトのクオリティーを高めていこうと考えています。

FlashはいずれWEBの世界ではシェア率が落ちてくると想定されることから、代替技術において自分達のサービスを展開していく必要があり、3年前よりiPhone/AndroidのOSで動くネイティブアプリの開発企画を進めておりました。アプリ開発者は日本では枯渇気味でしたので、その解決策としてベトナム企業とパートナーシップを結び、システムの開発を行っております。サービスについては2014年12月にリリースして現在も展開中。

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ベトナムで共同開発している企業A社の風景(皆さん真剣に開発に取り組んでいます。)

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ベトナムで共同開発している企業B社の風景(終業後にパーティーが開催されています。)

 

 

いわゆるオフショア開発と呼ばれるものです。

オフショア開発を経験された方と話す機会があると半分以上の方は


「満足いく品質に至らなかった。」

「コミュニケーションコストが膨大で割りに合わなかった。」

「結局日本で全部作り直した。」


と”安かろう悪かろう”という反応を耳にするケースがあります。

私達もそのような先入観が当初はあったのですが、”なんとかなるだろう”という事で、実際にプロジェクトを初めていったのですが、案の定そのような事態に陥りました。

対話はSkypeやメール等で現地のコミュニケーター(通訳)さんを通じてディスカッションをするのですが、細かなニュアンスの違いを汲み取れなかったり、感謝の表現や、こちらの礼儀としての振る舞いが、あまりベトナム側に通じておらず、人間関係がジワジワと悪化していく事態がありました。当然、プロジェクト進行の質も下がりますので、納期の遅れや、バグの発生、仕様間違いなど、様々なトラブルが発生しました。プロダクトの質が人間関係の質にリンクしてくる、オフショア開発あるあるですね。


その頃から

「あ、これは例のアカン(失敗する)、パターンちゃうか?」

と感じとり、そこから我々が現地訪問の頻度を高め度々ベトナムへ足を運び、Skypeなどでビデオ会議をすることよりも、直接対面でディスカッションする機会を意図的に作るように致しました。コミュニケーターさんも一段階理解能力の高い方にお手伝い頂き、我々が伝えたかった本質や、日本的文化の謝意をしっかりとお伝えしてもらう事で、回を重ねる度に分かち合う度合いは高まっていきました。

ベトナム人とはいえ、結局は人と人ですね。

日本人同士で対話するのと違い、国境や文化を越えるので1.5倍(いや2倍)ぐらい時間をかけるつもりで丁寧に対話をしていく。そうすることで、時間はかかれど確実に意思疎通はとれ、良いプロダクトを作っていくための、チーム合意形成が生まれるようになります。

オフショアだろうが、内製だろうが、当たり前の事を当たり前のようにしていく、これに尽きるなと実感しました。

私達はこれからもベトナムのオフショア開発企業と密なパートナーシップを結び、企画・デザイン・開発・運営をスピーディーに実施して、良いWEBサービス・アプリサービスを展開して参ります。



p.s.
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何度もベトナムには行ってますが、現地の料理はパクチーが沢山入っており苦手なままです。
そこも含めてクリア(郷に入れば郷に従え)することで、より現地の方と親密になれる気はしているのですが・・・。